未来面「世界で戦うリーダーになるには」経営者編第12回(2013年10月7日)

課題

世界で戦うリーダーになるには

藤森義明・LIXILグループ社長

※肩書き等は掲載当時のものです。原稿のため、掲載時とは差異があります

〈藤森義明さんの主張〉

●日本企業には強いリーダーが育つ枠組みや育成するシステムがない。

●人事に競争原理を導入し、業績を公平に反映する給与制度が必要。

●世界で戦うには自己表現能力がきわめて重要である。

 日本がかつてのような勢いを取り戻すには企業や組織に世界で戦えるリーダーが欠かせませんが、現状をみると日本の企業にはそうした強いリーダーはあまり育っていません。日本にはリーダーが育つ枠組みや育成するシステムがないからです。日本の組織の中にいるとそのことには気がつきません。私は最初、大手総合商社の石油開発部門で働いていました。仕事はおもしろく、飛び回っているうちに「世界でもっと大きな仕事をしてみたい」と思うようになりました。ただ、そう希望しても、大手商社ですら、世界に挑戦するような選択肢は社内にありませんでした。

■転職は仕事の充実期に

 そこで世界を代表する米大手企業の日本法人に転職したのです。転職を最終決断する前に先方にひとつのことを尋ねました。「私は日本法人に就職するが、米国の本社に行って、米国人社員と対等に戦う場が得られるか?」という質問です。答えは「イエス」でした。人材を国籍や働いている場所で差別することはないのです。日本でそんな企業はごくわずかでしょう。「米国のビジネス界で戦って、アメリカンドリームを達成する」と決意しました。

 当時は私のような人間は少なかったかもしれません。潜在能力や意欲は持っていても、それを具現化する機会が日本企業にはなく、日本を飛び出すしかないので、多くの若者はリスクを避け、日本の組織にとどまろうとします。そして時間がたてば、持っていた能力や意欲、意思も色あせてしまうのです。私の経験から言っても、転職は今の仕事でベストのパフォーマンスを発揮し、そのまま仕事を続けたいと思うような、いわば絶頂期にすべきだと思います。絶頂と感じた時こそ、次の高みを目指し、新たなチャレンジを始めるべきなのです。

 日本の企業をグローバルに戦えるリーダーを輩出する組織に変えるには、まず人事に正しい競争原理を導入することです。実践の場で結果を出せば、国籍や性別、年齢、立場に関係なく昇進できるという、フェアで透明な人事が行われれば組織は活性化し、リーダーシップを発揮する人が出てきます。さらにそうした人事の仕組みに合った、業績を公平に反映する給与制度が備われば、人材にとって組織の魅力は増し、グローバルなリーダーが育ちます。

 私は2年前、LIXILのトップに就任しました。今、LIXILをグローバルに通用する会社にするための変革を進めているところです。やっているのは先ほどあげたことの実践です。第1は「Respect Diversity」です。LIXILは世界約30カ国に拠点があり、宗教、人種、言語、肌の色、性別、大学など多様な背景を持つ社員がいます。そういった環境の中で社員が互いに尊重し合い、ベクトルをひとつの方向に向けるような企業文化を目指しています。第2に「Equal Opportunity」。誰もが平等、公平に評価され、チャンスを得られるような環境づくりです。第3に「Meritocracy」。社員それぞれが自発的に自分の力を伸ばし、発揮していくような実力主義です。こうした取り組みのなかで、グローバルに戦えるリーダーが必ず、出てくると思っています。

 変革を推進する時には、どこの組織でも20%の人は前向きに受け止め、やる気を出します。一方で10%の人は変革に反対する抵抗勢力になります。残りの70%は模様眺めで、他の人の動きを見ています。70%の人をどうやって、変革路線に乗せるかがポイントです。私は先の3つのことを実行すれば、70%の人も前を向いて変革に参加するようになると思っています。

■チャンスを逃さず

 人生には自分を変えるチャンスが誰にも2~3回は必ずめぐってきます。大学を卒業した22歳でスタートした仕事が一生続くと考えるのは間違っています。日本人はどうしても同じ会社で一生を過ごすことが価値を持っていると考えがちですが、自分の成長を止めるような決めつけはいけません。自分が大きくなるチャンスを社内外を問わず、逃さずつかむべきです。ただ転職にあたっては、自分でやれるという強い自信があることが前提です。

 世界で戦うには、自己表現能力がきわめて重要です。簡潔でインパクトのある主張をしないと、誰も親切に自分の考えを酌んでくれたりはしないからです。私は米国本社で働き始めた時に、英語のプレゼンテーション能力の向上が不可欠と感じました。毎日取り組んだのは「90秒スピーチ」です。自分の考えていることを英語で90秒以内で語り、録音して、自分で改めて聞くのです。照れくさいものですが、自分の考えや表現の未熟な点、英語らしくない言い回しや発音の悪い点がわかりますから、それを毎日、少しずつ改善していくのです。英語の自己表現能力が高まり、ビジネスを進めるうえでとても役に立ちました。

 米国では「エレベーター・スピーチ」といってエレベーターに乗っている15~30秒間で自己表現し、相手の理解や共感を得る訓練があります。また、自分の目標、なぜそれを目指すか、どうやって実現するかを1枚のパワーポイントのスライドにまとめる訓練もあります。グローバルな場で戦うとはそうした地道な努力の積み上げでもあります。

 世界で戦うリーダーになるには何をすべきか、ぜひ学生の皆さんの考えを聞かせてほしいと思います。

アイデア

変える力と変わる力

社本 星哉(海陽中等教育学校4年、16歳)

 世界で戦うリーダーになるのに必要なのは何かを変える力と自ら変わる力だ。日本人の多くは慣例や周りの環境に同調するのを重んじ、変化を嫌う。例えば、社会保障制度。人口と経済の変化に合わせて内容を変えていかなければならないのに、改革に踏み切れなかったことが、若い世代にかかる負担の増大という結果につながった。日本人に変える力と変わる力が不足していたためだ。そうした力を若いころから培うため、中高生の段階で変革を実践する経験を数多く積ませるべきだ。

 僕の通う全寮制の学校では、寮の自治を生徒自ら行う。生徒がリーダーとなり、組織の目標達成に向けて自己と組織の変革を実践している。そうした取り組みを通じ、実際に変える力と変わる力が養われてきたと感じている。日本全体で若者たちがリーダーとして変革を実践する機会をもっと増やせば、世界で戦うリーダーが次々に生まれてくると考える。

危機感を持て

藤村 和久(工学院大学大学院電気・電子工学1年、24歳)

 人には、世界で戦うリーダーになれる人と、そうでない人がいる。その違いは、危機感があるかないかである。危機感がない人とは、現状に満足している人だと考える。現状に満足することで、欲が生まれなくなり、欲がなくなることで目標が見えなくなるため、闘争心がなくなってしまう。

 現在日本はデフレ脱却という課題を抱えているものの、国内総生産からもわかるように世界と比較した場合、裕福な部類に位置していることは明白である。そして、裕福であるが故に、自然と日本人は危機感を持たなくなる。なぜなら、危機感を持たなくても十分生きていける環境が、日本にはあるからである。

 よって、世界で戦うリーダーになるには、危機感を持つことが本質的に不可欠なのではないかと考える。さらに、持続的な危機感をもつことで、欲が生まれ日本から世界へと目を向けることが可能となり、目標に対して必要な能力を自らつかみ取ることができるのではないか。

プロジェクト型学習

柴田 梨沙(早稲田大学文化構想学部4年、21歳)

 まず、私なりに世界で戦うリーダーの定義をしてみた。(1)多様な価値観を受け入れた上で、自己表現することができる(2)思考が日本国内にとどまらず、世界規模でなにかやってやろうという強い意志がある――の2つだ。

 私は、欧米や教育先進国の北欧で取り組んでいる「プロジェクト型学習」を日本の教育に取り入れるべきだと思う。この教育は、授業の中で、答がない問いに対して自ら考え、模索し、最後はプレゼンという形でアウトプットする。この過程で他人との価値観の相違を理解し、自分の答えを作成することで自己表現を磨くことができる。さらに、授業の中で世界を舞台に活躍している大人の姿に触れる機会を設けることで、小さいときから視野を世界に向けることができるだろう。

 従来のような「ひとつ」の答えを求めさせ、みんな同じ価値観や考えを良しとする詰め込み型教育を変え、日本でも0を1にするトップリーダーを育成する必要がある。

高校生インターンシップ

水沢 友里奈(日本女子大学人間社会学部社会福祉学科3年、21歳)

 私は高校生のインターンシップ拡充を提案したい。高校と企業が連携し、インターンシップを制度化してはどうだろうか。私は大学に入学してから約200人の高校生と対話をしてきた。首都圏や岩手県大槌町の高校生、外国籍の高校生とも将来について語り合ってきた。

 そこで感じたのは、日本の高校生は日本社会に対して希望を持っていないということだ。しかし、それも当たり前だと思う。今の高校生は社会に触れる機会が少なすぎるからだ。勉強も部活も親や先生に言われたから頑張っている。今頑張っていることが、将来にどうつながるかを考える機会を与えてもらえぬまま、毎日を過ごしているように思う。そんな状況で将来のリーダーが育つとは思えない。

 しかし彼らは私たちが思っている以上に力を持っている。高校生が社会に触れる機会を増やしてほしい。大人が彼らの可能性を信じ、チャンスを与えることが、未来のリーダー輩出につながると考える。

思い切り失敗しよう

三和 秀平(筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程1年、23歳)

 失敗から学ぶことはたくさんある。しかし失敗にはリスクが伴うため、現在は失敗が許されない風潮が蔓延している。そこで私は、あえて失敗することを提案する。

 失敗すると言っても、仕事の上での失敗はなかなかできる事ではない。そこで、全く違った分野に飛び込むことで失敗をし、どこがダメだったのか、どうすれば次は良くなるのかを徹底的に考えながら上達を目指していく。そうすることでリーダーに必要な要素が備わっていくのではないか。

 例えば全くダンスをしたことがない人が人通りの多い街中で全力で踊り始めたら、無視されるか笑いものになるだろう。そこでダンスを通じていかに人を引き付けるのかを考える。ダンスの練習に励みダンス自体を上達させるか、それとも新しいものを生み出すか。具体的にどんな方法をとるのかなど、学ぶべきものがたくさんある。これは実際に最初の失敗を経験したからこそ生まれるものだろう。

あえて不快な環境に身をさらす

坂 一博(一橋大学大学院国際企業戦略研究科2年、34歳)

 世界で戦うリーダーに育つためには、自分の意思で早い段階で海外を経験し、あえて「不快」な環境に身をさらすのが必要と考える。良かれ悪しかれ、現代の日本は「超」がつくほど快適な環境である。本人が望まなくとも世界最高水準の初等教育を受けることができ、スーパーに行けば世界で最も行き届いたサービスの買物を楽しむことができる。

 このような快適な環境を、あえて放棄したいと思う人はまずいないだろう。ただ自分たちがこのように快適な環境にいると気付くのは、留学や仕事を通じ、日本ほど快適ではない環境に身をさらして初めて可能になる。

 私自身、海外での留学で、言語はもちろん、日本での常識も通じず、本当に「不快」な思いをたくさん経験した。同時に数々の「不快」な経験を通じて、日本を出て生き抜いていく知恵やたくましさを獲得することができた。今後も世界で戦い抜くために、敢えて「不快」な環境に自分をさらし続けようと思う。

とにかく笑え

長谷川 柚子(桜美林大学リベラルアーツ学群1年、19歳)

 きれいごとかもしれないが、世界で戦うリーダーに一番必要なのは「笑顔」だと思う。笑顔は世界共通だからだ。私たち人間は、人の顔に注目する習性があるそうだ。笑顔が素敵な人はやはり輝いて見える。他人をひきつける力をもっていると思う。

 リーダーになるにはコミュニケーション能力が大事だという人も多いだろう。しかし、直接言葉を交わさなくても、お互いに笑い合い、心を通わせ合うことができれば、それだけで立派なコミュニケーションが成り立つ。

 人間の一番簡単なコミュニケーション手段が笑顔だ。リーダーとして上に立つ人が笑顔に満ち溢れていれば、部下も自然と笑顔になれるはず。笑顔は物事を絶対にプラスの方向に導いてくれる。

ブランドリーダーから始めよう

酒井 真理(東京農業大学農学部3年、24歳)

 世界で戦うリーダーになるには、まず1Brand=1Companyの仕組みを社内に取り入れ、そのブランドリーダーになることが必要だ。その理由は2点ある。

 一つは、既に外資系企業では当たり前になっているこの経営方法が、日本企業ではいまだ確立されていないからだ。この経営方法を取り入れているグローバル企業では、多くの優秀なグローバル人材を生み出している。

 もう一つの理由は、ブランドリーダーにすらなれない人は世界で戦うリーダーにもなれない、と考えられるからだ。既存の方法ではあるが、より多くの日本企業が取り入れ、自社ブランドを海外に売り込む可能性は広がると思う。

サークルでもアルバイトでも人を動かすリーダーになる

岡本 綾芽(中央大学商学部1年、19歳)

 世界で戦うリーダーになるには人を動かす力が必要だと思う。リーダーとしての自覚や責任力がないとどのような仕事でもうまくいかない。大学生の私たちでも今できることはたくさんある。将来のためにも回りに転がっているチャンスをのがさず、たくさんの経験をして自分の視野を広げることが大切だと考える。

 まず一つに大学でのサークル活動はリーダーシップ力を身に着けるのに最適な場だと思う。サークルでの多くの活動を通じて自分自身のリーダーシップ力を鍛えることができる。いろいろなことを企画し、人を動かす。これはリーダーシップとして最も大切なことである。私自身、サークルでとてもいい経験をしている。多くの人からさまざまな意見が出るし、反対意見もたくさん出てくる。それを総括しながら、できるだけ多くの人に納得して活動してもらえるように進めていくことは大変ではあるが、楽しさと充実感をも感じている。

 二つ目に、実際に社会に出て働くことである。大学生にはアルバイトや派遣、ボランティア活動など、社会に出て働く機会はたくさんある、そこで実際に働いてみることでたくさんのことを経験することができる。私は大学生になって初めてアルバイトを経験し、接客が好きだという自分の新しい部分を見つけることができた。

 また、仕事を円滑に進めていくには頭を使って段取りを考え、容量よくやっていく必要がある。これはリーダーとして仕事をする上でも大切になることだ。さらに、リーダーは自分の段取りだけではなく、ほかの人の段取りまで考えて仕事を進めていかなければならない。回りの人のことも考えながら仕事をすることで、はじめて容量よく仕事をすることができる。

未来のライバルのチューターになる

中村 賢二(名古屋大学大学院理学研究科博士課程前期2年、23歳)

 私は古くさい若者である。苦労は買ってでもしろという言葉を信じ、面倒なことも進んで行うことにしている。そんな私が提案したいのは,大学院に所属している日本語を話せない留学生のチューターになることだ。

 現在、研究室に入ってきた留学生のチューターを務めている。留学生の要求はストレートで、現代の日本人学生の風潮としてある「立っているだけでお金がもらえるアルバイトがしたい」「単位が取れればそれでいい」といった考えとは全く異なる。このように、チューターになれば海外留学する費用をかけなくても、外国人とコミュニケーションするしかない状況に自分の身が置くことができる。

 彼らが自国に帰るにしろ日本に残って働くにしろ、学友であると同時に将来のライバルになりうる留学生と同じ時間を共有することは世界で戦うリーダーになるうえで役立つと思う。

人前で制限時間を設けて話す

高橋 達雄(関東学院大学経済学部2年、20歳)

 私が高校時代から実践していることは人前で話すことだ。所属していたサッカー部の監督からテーマを与えてもらい、その場で制限時間を設けて話す。テーマはその時々によって異なり、瞬時に頭を回転させなければならない。相手のことを考えると、能書きばかり話しても心に響かない。

 聞く人が退屈しないようにユーモアを含んだ分かりやすい言葉で話したい。リーダーの話は聞いている人の心に響かせるかが肝心で、テーマによっては知識が必要な場合もある。このように、人前で話すことは、頭の回転、相手に伝える言葉、気配り、そして知識を養うことができる。自信がつけば自然と行動に移すこともできるはずだ。日本人が世界で戦うには、一人ひとりが自信を持つことが大切だ。

日常的なスカウトで自信を

加納 舞子(桜美林大学リベラルアーツ学群1年、19歳)

 知らない人と話すのは難しい。最近は危ない事件も多いので、無意識に緊張してしまう。話しかけただけで身構えられるような社会では、育つものも育たないだろう。その点、初対面の人をスカウトできる人は素晴らしい。

 警戒されている相手に対して笑顔で話し続けるというのは、なかなかできることじゃない。日本人に足りないとされる積極性を持っている。極端かもしれないが、スカウトできる者こそがリーダーになれる可能性を秘めているのではないだろうか。授業として行ってもおもしろい。

 例えば、自分を売り込む側とスカウトする側とに分かれ、それぞれのアピールをもとに獲得のための交渉をさせる。自分から求めなければ手に入らないことを知れば次第に積極性も出てくるだろう。逆に求められることによって自信もついてくるのではないか。

講  評

若者よ海外へ飛び出そう

 学生の皆さんから寄せられたアイデアには、それぞれ重要なキーワードが入っていました。例えば「変革」や「チャレンジ」です。ユニークな発想も多かったですね。どうすれば世界で戦うリーダーになれるか、一人ひとりが自分の言葉で表現していることを心強く感じました。

 中でも「変える力と変わる力」というアイデアには強い共感を覚えました。自分も変わると同時に他人も変えなければいけないという考えはまさにその通り。リーダーは変革することが最も重要なのです。社会保障制度を例に挙げ、日本には変える力がなかったという指摘も的を射ていると思います。

 「危機感を持て」という意見は、多くの人の心に響くのではないでしょうか。現状に満足していては、自らを高めることはできません。リーダーは絶えず危機感を持ち、周囲に変革を求めることが重要と言えます。

 リーダーを育てるためにはどうすれば良いか。その答えを明確に打ち出したのが「プロジェクト型学習」です。私の経験上、海外では自分を表現できない限り相手を説得することは絶対にできません。自分で考え、自分の答えを導き出すことが何よりも大切なのです。

 LIXILグループは過去2年で計5000億円以上を投じる企業買収を決め、海外に大きく打って出ようとしています。「世界で戦うには」というテーマは本来は社員に投げかけるべき問いなのですが、日本の将来を担う若い皆さんの考えをぜひ聞いてみたいと思いました。世界で戦うことを押しつけても意味がありません。共感してもらうことが大切なのです。ぜひ皆さんには、世界を意識して学生生活を送ってほしいと思います。

 皆さんのアイデアの中に「高校生のインターンシップを制度化してはどうか」という意見がありました。偶然ですが、私は米大手企業に勤務していたころ、日本の高校生を米国に招くプロジェクトを手掛けた経験があります。英語を日本で3カ月間勉強してもらい、スピーチで優秀だった高校生に、米フロリダ州にある難病の子供たちのための短期滞在施設でボランティア活動をしてもらうという企画です。米国での現場体験に感動して泣き出す高校生たちの姿を覚えています。若いころの海外経験はとても貴重です。大学生、高校生がどんどん海外に触れられるよう、企業も支援すべきでしょう。当社としても何らかの形でお手伝いしたいと考えています。

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